ゆったり過ごしながら、心洗われるような美しい景色を見てリフレッシュしたい!
天然のマイナスイオンを浴びて、心身が癒される旅に出たい!
そんな方におすすめしたい場所が、長野県松本市の「上高地」です♪
「上高地」は雄大な穂高連峰の眺望で知られており、「特別名勝」と「特別天然記念物」の2つの称号で国の文化財に指定されています。
手つかずのまま残る大自然が広がっていて、澄んだ空気の中、神秘的な景色をゆっくり散策しながら楽しめます!
日本屈指の山岳地帯にある上高地ですが、ゆっくり散策を楽しみたい方のコースや、本格的に登山を楽しみたい方のコースなど、様々な楽しみ方ができます♪
コースによっては約1時間で散策を満喫することができますが、上高地の大自然をもっとしっかり味わいたい方には、上高地での宿泊がオススメ!
「上高地」には、散策に便利なホテルや旅館も多いで、時間を気にせず上高地を楽しめます。
この記事では、「上高地」の見どころや特徴、アクセス方法などをまとめているので、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてくださいね。
宿泊すると、夜に「満天の星空」を楽しんだり、早朝にしか見られない「幻想的な朝もやの風景」を楽しんだりすることができますよ★
「上高地」の見どころは、雄大な穂高連峰とコバルトブルーの梓川!
上高地は、日本にやってきた英国人宣教師で登山家の「ウォルター・ウェストン」の著書『日本アルプスの登山と探検』の中で高く評価され、上高地の魅力を世界に伝わることとなりました。
彼の功績は「日本近代登山の父」として称えられ、上高地の遊歩道の途中に彼の浮彫胸像があります。
「明神池」では、鏡池ともいわれる水面に映る深緑の絶景を見ることができます♪
「大正池」では、コバルトブルーの透き通った湖面と緑の木々、そして雄大な絶壁の山並みは圧巻です!
上高地のランドマークとも言える「河童橋」では、木製のつり橋と雄大な穂高連峰とのコントラストを見ることができます!
「上高地」で散策しながら、絶景に癒されましょう!
上高地では自然保護のため、通年マイカー規制が行われており、車の場合はシャトルバスかタクシーに乗り換えて行きます。
シャトルバスの終点は、上高地エリアの中央(河童橋付近)にあるので、初心者の方や手軽にお散歩を楽しみたい方には、手前(下流側)の「大正池」でバスを降りて、「大正池→田代池→穂高橋→ウェストン碑→河童橋」(約1時間半)の片道散策をするのがオススメ!
また、ぜひ1泊して楽しんでいただきたいコースが、初日「河童橋→ウェストン碑→穂高橋→田代池→大正池」(約1~2時間)の往復散策と、2日目「河童橋→岳沢湿地→明神池→徳沢→横尾」(約6時間)の往復散策の絶景堪能コースです!
運が良ければ、木の上でのんびり過ごしている野生のサルやリスに出会えるかもしれません!
「上高地」へのアクセス
この「上高地」に行くには、松本駅からの場合は、
「松本電鉄上高地線電車+新島々駅発バス」もしくは「松本バスターミナル発バス」で行くことができます。
「上高地」へ電車で行く場合
この「上高地」へ電車で行くなら、最寄駅は新島々駅です。
松本駅から新島々駅まで松本電鉄上高地線7番線から約30分電車に乗り、新島々駅からは改札を出てすぐの所にあるバス停から約1時間バスに乗って上高地バスターミナルに向かいます。
「上高地」へバスで行く場合
松本駅の東口にはバスターミナルがあります。
そのバスターミナルの9番乗り場から「上高地行き」のナショナルパークライナーに乗って、約1時間30分で上高地バスターミナルに到着します。
「上高地」へ自動車で行く方法と駐車場
上高地では自然保護のため通年マイカー規制が行われていて、松本市方面からは沢渡駐車場、 高山市方面からはあかんだな駐車場から、シャトルバスかタクシーへ乗り換えが必要となります。
長野の松本方面から「上高地」に自家用車で行くには、長野自動車道の「松本」インターチェンジで降りて、上高地の「沢渡駐車場」(1日700円)に駐車し、その後シャトルバスかタクシーに乗り換えて上高地エリアに入ります。
岐阜の高山方面から「上高地」に自家用車で行く場合は、東海北陸自動車道の「飛騨清美」インターチェンジで降りて、上高地の「あかんだな駐車場」(1日600円)に駐車し、その後シャトルバスかタクシーに乗り換えて上高地エリアに入ります。
「上高地」近くのレストラン・カフェ
「上高地」で散策をしたら、甘いものが食べたくなりますね♪
上高地エリア内にある、おすすめのカフェをご紹介します!
五千尺ホテル上高地 スイーツカフェ&バー「LOUNGE」
シックなダークブラウンの松本民芸家具とステンドグラスのペンダントライトで、クラシカルな雰囲気のカフェ。
ブルーベリーソースのかかった濃厚なチーズケーキがオススメ!
散策後に食べるとより一層美味しくいただけます。窓側の席では、河童橋や川の流れや深緑を眺めながら一息つけます。
上高地帝国ホテル ロビーラウンジ「グリンデルワルト」
上高地の木立の中に佇む赤い屋根の帝国ホテル。
1階の店内中央には大きな暖炉があり、店内はその暖炉を囲むようなシックな雰囲気の造りになっています。
そこでいただける信州の卵を使った濃厚なカスタードプリンのセット(1日20食限定)はオススメです!
「上高地」周辺のおすすめホテル
「上高地」の周辺には、素敵なホテルや旅館が豊富にあります!
上高地ルミエスタホテル(旧:上高地清水屋ホテル)
この「上高地ルミエスタホテル(旧:上高地清水屋ホテル)」は、長野県松本市にあるリゾートホテルです。
客室はすべての部屋から梓川の・霞沢岳・六百山を望むことができます。現在は全室改装中で2024年6月にリニュアルオープンとなる予定です。
お食事は厳選された部位を使用したローストビーフ、72時間煮込んだコンソメスープなど、ここでしか味わえない逸品ばかり。
このホテルの一番の特徴は、大浴場・露天風呂・貸切風呂・お部屋のお風呂、全て地下約150mから湧き出た自家源泉で、100%源泉掛け流しの湯を楽しむことができるところです。
上高地エリア内に宿泊して、「早朝からの上高地散策」も「美味しい食事」も「源泉温泉」も満喫したい方におすすめです。
さわんど温泉 上高地ホテル
この「さわんど温泉 上高地ホテル」は、上高地エリアのすぐそばにある温泉宿です。
お部屋は、大自然を味わうことができる20室からなり、2020年4月リニューアルされた琉球畳の和室8畳のお部屋や、大人5名様まで泊まれてグループ旅行に最適な2023年オープンした和室ベッドルーム8畳+洋室リビングルーム8畳など、様々なお部屋が揃っています。
食事は、信州牛や地元の野菜を使用した御膳をグレード別に選ぶことができますよ。
温泉は、100%源泉掛け流し。大浴場は 24時間入浴できるので、何度も温泉を楽しみたい方やお子様連れには嬉しいですね。
また、こちらのホテルは、ペットを連れて宿泊することもできます。(事前申請要)
このホテルの一番の特徴は、上高地のマイカー規制エリア外にあるところで、上高地内への最終バスの時間や駐車場の料金などを気にすることなく、安心してチェックインできます。
ホテルから2分のところに上高地内に入るバスのバス停があり、翌日15時までの駐車が無料。
宿泊のチェックイン前やチェックイン後に、他の長野県観光を満喫したい方の旅の拠点としてオススメです♪
上高地 明神池畔 旅荘 山のひだや
この「上高地 明神池畔 旅荘 山のひだや」は、上高地の国立公園内にある山小屋として始まった、老舗旅館です。
上高地バスターミナル(河童橋)から徒歩約60分の登山口近くにあり、翌朝早朝から焼岳や槍ヶ岳や穂高岳へ登山に行かれる方に人気のお宿です♪
全室和室で、かまどで炊いたお焦げ入りご飯や朝どれ新鮮無農薬野菜や季節の山菜料理などの地元の食材にこだわった食事がいただけます。
自家発電のため21:00消灯だったり、お布団敷きはセルフサービスだったり、国立公園のためゴミは持ち帰り必須だったりしますが、朝もやの明神周辺を散策したり、朝日に赤く染まる明神岳を望めたり、満天の星空を眺めたりと、ここでしか体験できないことがたくさんあります!
また、このホテルの一番の特徴は、隣にカフェ「Café do Koisyo」が併設されているところです。専属のパティシエールの手掛ける日替わりスイーツが有名で、自然の中でほっこり&ゆったりと過ごした方におすすめです。
「上高地」のまとめ
「上高地」は、自然の宝庫。どこを歩いても神秘的な自然の美しさを望むことができます。
コバルトブルーの雪解け水の流れを眺めたり、朝露できらきら光る深緑の森林のトンネルをくぐってみたり、朝が活発な野鳥のさえずりに耳を傾けたり。上高地に泊まって、少し早起きして、早朝のお散歩はいかがですか。
今回、ご紹介した3つのホテルはそれぞれ違ったエリアに建つホテルなので、ご自身の散策コースや交通手段や目的地などに合わせて、選んでみてくださいね。
山の天気は変わりやすいといいますが、上高地も山に囲まれているため変わりやすいようです。上高地は標高約1,500mの場所にあるので、夏でもウインドブレーカーが必要な場合もあります。
また、遊歩道は坂が少なく歩きやすいのですが、砂利の所もあり、また、雨上がりは水たまりが所々にできているので、スニーカー(上流側はトレッキングシューズ)がおすすめです!
夏の登山シーズンには、上高地での登山を楽しむために全国各地から飛行機で来られる方も少なくありません。長野の松本空港到着口の手荷物受け取り所には、登山用の装いの方がたくさんいらっしゃいます。預け荷物の登山用リュックにはトレッキングポールが付いていて、皆さん本格的!
上高地には、カジュアルな装いで子連れの散策を楽しんいでる方もいれば、北アルプスの槍ヶ岳や涸沢・穂高岳・蝶ヶ岳を目指して上高地を登山口として出発する方など、皆さん様々な形で上高地を楽しんでいらっしゃいます。
また、季節によって山の色も深緑だったり紅葉だったり雪化粧だったり違っているので、何度も訪れたくなる魅力的な場所です。ぜひ、皆さんも一度足を運んでみてくださいね!
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